ドイツ/ ケルン大学
”目的意識を持って主体的に行動することが重要”


授業・学習状況
試験ではやや高い習熟度が求められる

発展科目がドイツ語でしか開講されていない学問分野も一部ありますが、それ以外はドイツ語・英語ともに様々な科目が開講されています。授業形式は2種類あり、大人数の講義と実践的な応用事項を学ぶエクササイズがセットになった形式と、グループワークなどを行う少人数のゼミ形式です。
私は社会学部ですが、留学中は経営学や会計学、コーポレートファイナンスなどの授業を履修していました。授業のレベル自体は一橋より難しいことはあまりありませんでしたが、期末試験では一橋よりやや高い習熟度が求められていたように感じました。
生活
オンとオフのメリハリのある生活

私が履修していた授業の多くが期末試験1本で成績が決まる科目だったこともあり、放課後はよく友達の家に集まってカードゲームをしたり、交換留学生同士で各出身地域の伝統料理を作って持ち寄るポットラックディナーを開催したりしていました。
また、当大学の学生証で、ケルンを含むノルトライン=ヴェストファーレン州内のほぼ全ての公共交通機関が無料で利用できるため、休日はよく友達と国内旅行をしていました。しかし遊んでいただけではなく、例えば期末試験2-3週間前からは、友達と一緒に毎日朝8時の開館時間の前から大学の図書館に並んで、閉館の23時まで一日中試験勉強をしていました。このように、オンとオフのメリハリのある生活をすることが出来ました。
最後に一言
目的意識を持って

留学中に感じたのは、目的意識を持って主体的に行動することが重要だということです。サークルや学生団体、社交イベントなど、何にでも挑戦できる環境がある一方で、その中で自分は何をしたいのかが明確でないと、周囲の人に流されているうちに留学があっという間に終わってしまうことになると感じました。留学を検討されているみなさんには、留学中に挑戦したいことを1つや2つ事前に考えてみることをお勧めします。